子どもとの時間、大切にしたいと思っていても、平日はなかなかゆっくり向き合う時間がとれない…そんな方も多いのではないでしょうか。
我が家では、週に1回、子どもと一緒にスーパーに買い物に行き、料理をする習慣を続けています。これは、単に「料理ができるようになる」だけではなく、子どもの思考力や判断力、そして何より“生きる力”を育てる、かけがえのない時間になっています。

子どもと料理をするメリットとは?
料理は、ただ食材を切って煮て盛りつけるだけの作業ではありません。
実は、子どもの成長に必要なさまざまな力を、遊び感覚で育むことができる優れた学びの場でもあります。
1. 段取り力と論理的思考力が自然に身につく
たとえば、「何を先に切るか?」「茹でている間に何を準備するか?」といった段取りの組み立ては、まさに論理的思考そのもの。完成の時間を逆算しながら作業を進める力は、将来どんな仕事に就くにしても役立つスキルです。
2. 意思決定力・対応力も育つ
料理中には「思ったより材料が足りなかった」「味付けが薄い」など、予期せぬトラブルもつきものです。そんなとき、子どもに「どうする?」と問いかけてみると、自分なりに考えて判断する力が育まれます。
3. 数字に強くなる「分量計算」
スープを2人分ではなく4人分にしたいとき、調味料や水の量をどう増やすか。こういった比率の計算や重さ・量の感覚を、実体験を通じて学べるのも料理の魅力。勉強とは違うかたちで、数字と自然に向き合う習慣が生まれます。
週に一度の「親子クッキング習慣」
我が家では、毎週土曜日の午後に、子どもと一緒にスーパーへ行くのが定番です。
お目当てはもちろん、試食コーナー(笑)。それでも、「あれ食べたい」「これ美味しそう」と会話が弾みますし、自然と食材の名前や旬の野菜にも興味を持つようになりました。
食材を一緒に選んで、レジに並び、袋詰めをして家に帰る。
この一連の流れも、子どもにとっては「ひとつのプロジェクト」のようなもの。
小さな成功体験の積み重ねが、自信につながっていくのを感じます。
まずは簡単な「スープづくり」から始めよう
「子どもに包丁を持たせるなんて危ない」と思う方もいるかもしれません。
でも、少しだけ“危ないかも”という体験が、一番の学びになります。
実際にうちの子も最初はぎこちなくて、時には軽く指を切ってしまったこともあります。でも、その経験を通して「ちゃんと持たないと危ない」「野菜は安定させて切る」といった注意力が身につきました。
おすすめの初めてメニューは野菜スープ。
切る工程はシンプルですが、いろんな野菜を試せるし、味の変化も楽しめます。にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、キャベツ、ベーコンなど、好きな具材でOK。味付けもコンソメや味噌、和風だしなど、バリエーション豊かです。

子どもと一緒に料理をすると、親も学べる
親の立場からしても、子どもと料理をすると気づくことがたくさんあります。
「え、そんなところに気づくの?」と驚かされたり、思わぬ発想に感心したり…。
何より、一緒に何かを作りあげるという喜びを共有できることが、親子の信頼関係をぐっと深めてくれます。
まとめ|子どもとの料理習慣で、日常が学びに変わる
週に一度の「親子クッキング」は、特別な準備もいりません。
近所のスーパーと、自宅のキッチンがあれば十分です。
料理を通して、子どもは生きる力を学び、親は子どもを新たな目で見ることができる。
そんなかけがえのない時間を、ぜひあなたの家庭でも始めてみてはいかがでしょうか。