「社会が苦手なんだよね…」
そうつぶやいたのは、小学生のうちの息子でした。
私自身も、小中学生の頃から社会という教科に苦手意識を持っていた一人。
暗記ばかり、年号の羅列、人物名や地名がごちゃごちゃ出てきて、正直なところ「面白い」と感じたことはほとんどないです。
でも、子どもを見ていて、
「社会って、実は国語みたいにストーリーで学べば、全然違うんじゃないか?」
と思いました。そして、「社会は国語として学ぶ」ことを先月から実践しています。。
社会が「暗記だけ」だと、どうしてもつまらない
私もそうでしたが、子どもたちにとって「社会=暗記科目」と思っているケースは多いです。
- 新潟=米の生産地
- 群馬=からっ風が吹く
- 静岡=お茶の生産が多い
- 名古屋=自動車産業が盛ん
こうやって“単語”で覚えようとすると、どうしても知識が点でしか入ってこないんですよね。
うちの息子も、社会のテキストは、確認テストを5分くらいやるだけでした。つまらないとそうなりますよね。
「社会=ストーリー」だと気づいた瞬間
そんな中、前回のテストで理社の成績が下げってから、ちゃんとサピックスのテキストを読もう、と思い、資料を読んでみました。そしたら、気づいてしまいました。
「あれ? これ、けっこう“物語”としても面白いのではないか」
例えば、静岡の産業についてのページも、ただの記憶ではなく、
- 文化的背景からなぜお茶なのか
- 気候はどう影響を与えているのか
- お茶自体の工業化に伴いどうなったか
……などがストーリーとして展開されていたんです。
サピックスでも、キャラクターがいて、時にはクイズやセリフで展開していく。
「このテキストをちゃんと読むことが重要じゃないか?」
そう気づいてから、うちでは社会の勉強方法を大きく変えました。
もう問題を解くのではなくて、テキストを読むことだけでよし、としました。
そうすると、子どもは楽しそうに読んでいました。
確かに、学校の社会の教科書もちゃんと読んだら面白いですよね。
✅ 漫画や図解資料も使う
また、教科書やサピックスのテキストだけではなく、歴史漫画や図解も大いに活用しています
- 「角川まんが学習シリーズ」
- 「日本の歴史 ポプラ社」
- 「ドラえもんの社会シリーズ」など
読み物として楽しめる上に、漫画などでストーリーが頭にスッと入ってくるので、子どもも夢中になっていました。