「キャンプって、子育てにとってすごく良いんじゃないか?」
そんなふうに思うようになったのは、コロナ禍で、子どもたちを連れてキャンプに出かけるようになってからでした。
うちは、父親の私と子ども2人でキャンプに行くスタイル。
最近はブームも少し落ち着きましたが、コロナ禍のピーク時は本当にすごかった。
予約開始日の深夜0時、スマホ片手に何度も「更新」ボタンを連打しながら、ようやく予約が取れた日もありました。
今はそれほど予約争奪戦も激しくなく、以前より気軽にキャンプに行けるようになりましたね。

自然の中で「不自由を体験する」ことの価値
キャンプの最大の魅力は、やはり自然の中で過ごすことにあります。
でも、それは「緑がきれい」とか「空気がいい」とか、そういう表面的な話だけではありません。
むしろ大切なのは、普段の暮らしでは当たり前にある
- 暖房
- 冷房
- 電気
- ガス
- 水道
——それらが“ない”もしくは“限られている”状況を経験すること。
たとえば、夏は暑くて汗をかくし、冬は焚き火がないと寒い。
電源がないとスマホの充電も限界があるし、夜になれば辺りは真っ暗。
料理一つするにも、火起こしからスタート。
最初は不便に感じるかもしれませんが、この「不便さ」が、実は子どもにとって最高の教材になります。
五感をフルに使う自然体験
キャンプに行くと、子どもたちは自然と「感覚」を使い始めます。

- 木々の匂い
- 川の水の冷たさ
- 虫の鳴き声
- 夜の森の静けさ
- 炭のはぜる音
- そして何よりも、満天の星空
普段、街の中では味わえない体験が、そこにはあります。
特に、テントの中の寝袋に入る瞬間は、何度体験しても心が静まります。
ゲームも動画もない中で、「ただ、焚き火を見ているだけ」の時間がこんなに贅沢だなんて、大人の私も驚きました。

父と子だけで行くキャンプの価値
そして、もう一つ、個人的にとても大きいと思っているのが
**「お父さんと子どもだけで行く時間」**の価値です。
特に、父と娘でのお出かけは、我が家ではかなりレア。
普段の生活ではなかなか深い話をする機会がなかったり、照れくささからちょっと距離を感じてしまったりするものですが、
キャンプという「共同作業」があると、自然と会話が生まれます。
- 一緒にテントを張る
- 火を起こす
- 肉を焼く
- 車でドライブ
何気ない時間の中で、ふと子どもが本音を話してくれることもあります。
こういう時間は、意図的に作らないと絶対に得られないんですよね。
子どもが成長する「場」としてのキャンプ
キャンプに行くと、子どもたちは自然と役割を持ちたがるようになります。
- テントを張る係
- 焚き火を準備する係
- 皿を並べる係
- 朝のホットサンドを作る係
最初は大人が手を出さないと難しいことも多いですが、2〜3回行くうちに、どんどんできることが増えていく。
その成長が目に見えるのも、親としての喜びのひとつです。
コロナ禍以降のキャンプ場事情と予約のコツ
ちなみに、少し実用的な話をすると、今はコロナ禍のようなキャンプブームは落ち着いていて、キャンプ場の予約もだいぶ取りやすくなりました。
以前は人気キャンプ場だと、予約開始の0時ジャストにアクセスしても取れないなんてことが当たり前。
サーバーが混んでエラーになることも日常茶飯事でした。
今では平日やオフシーズンであれば、直前でも予約できる場所が増えています。
土日や連休であっても、少し郊外に行けば空きがあることも多いです。
✅ 予約のコツ:
- 平日や金曜泊(おまけの金曜日もよくある)も検討する
- 人気のキャンプ場も、12時なら予約が取れます
- 初心者は電源付きサイトも安心
- 子どもが小さいうちは「トイレがきれいな場所」を選ぶのが◎
おわりに|子どもとの時間は、いつか終わる。その前に…
子どもとキャンプに行ける時間って、実はそんなに長くありません。
思春期になれば友達との予定が優先され、いつか親と出かけてくれなくなる日もきっと来ます。
だからこそ、「今、この瞬間を一緒に過ごせるうちに、できるだけ出かけよう」と思っています。
キャンプは、その“時間の質”をぐっと高めてくれる体験です。
「また行きたいな」
そう子どもが言ってくれるうちは、何度でもテントを張りに出かけようと思います。