「うちの子に向いているスポーツって何だろう?」
習い事を考えるとき、多くの親が一度は悩むポイントですよね。私もそうでした。
我が家の方針は、「やってみなければわからない」。
とにかく色々なスポーツを体験させてみることにしました。
サッカー、野球、テニス、卓球、水泳、バドミントン——。
気がつけば、6種目以上を経験していました。
今、続けているのはテニスだけ。でも、ここまでの流れは、結果的にすごく意味があったと感じています。
この記事では、実際にいろんなスポーツを経験させた体験からわかった「子どもの運動神経の伸ばし方」や「向いているスポーツの見つけ方」についてまとめてみました。
「1つに絞らない」からこそ見えてきた子どもの得意・不得意

最初に通わせたのは地元の小学校のサッカークラブ。
足が速いのと、ボールを追いかけて走り回るのが楽しかったようで、2年ほど続けました。
でも、学年が上がるにつれて、ボディーコンタクトが増えたことがストレスだったようで、次第に興味が薄れていきました。
そのあと、野球にも挑戦。
バッティングセンスはかなり良くて、最初の試合でいきなり4打数4安打でMVPを取ったのですが、守備でボールを取ることが好きでないのと、練習が朝早くて、時間が長いことが合わなかったようで、こちらも数ヶ月でやめることに。
その後も、
- 卓球 → 瞬発力が必要な競技だと気づく
- 水泳 → 体力と、持久力と体幹が自然と鍛えられた
- バドミントン → 軽い動きと集中力が求められる
と、さまざまな種目を体験しました。水泳も、セントラルスポーツの大会にクラブの代表に選ばれるくらいに上達したのですが、本人は続けないとのこと。。
最終的に残ったのがテニス。
野球のバッティングが得意なら、バッティングだけやる競技にしようということで、今でもゆるりと続けています。
いろいろやったから「何でもある程度できる子」になった
正直、テニスに落ち着いたからといって、それ以外が無駄だったとは思いません。
実際、学校の体育の授業では、どの種目でもすぐに対応できるようになりました。
- サッカーで走る力
- 卓球で瞬発力と反応速度
- 水泳で全身のバランス感覚
- バドミントンでラケット操作とタイミングの感覚
これらが自然と身についていたんです。
「一つのスポーツを突き詰める前に、基礎運動能力を底上げしておく」ことの大切さを実感しています。
biima sportsのような「総合型スクール」は親にもありがたい
最近は、最初から複数のスポーツを取り入れたスクールも増えています。
その中でも「biima sports(ビーマ・スポーツ)」は、まさに今の時代に合った習い事だと思います。
週ごとにサッカーや体操、バスケットなどをローテーションで体験できる形式で、子どもの「好き」や「得意」を探るにはぴったり。
親も最初から1つに決めなくていいので、気楽に始められます。
うちも、長男はbiimaに1年通いましたが、「どれが合うかまだ分からない」
そんなときに、とても良い選択肢だと感じています。
アメリカでは「季節ごとにスポーツを変える」のが一般的
アメリカでは、子どもが夏と冬で別のスポーツをするのがごく普通なんだそうです。
- 夏は野球や水泳
- 冬はバスケやアイスホッケー
というように、季節ごとに違う動きを体験することで、バランスの取れた身体が育つと言われています。
実際、大谷翔平選手も子どもの頃にバドミントンをやっていたと語っています。
「球の動きを読む目と体のタイミングが鍛えられた」と言っていたのが印象的でした。
また、やり投げで金メダルの北口榛花選手も、複数のスポーツを経験してから陸上に絞ったことは有名ですね。
いろんな運動経験があるからこそ、その子の強みが光るのだと感じます。
結論:「いろいろ試したからこそ見つかる、自分に合ったスポーツ」
子どもにどんなスポーツを習わせたらいいか。
正解はひとつではありません。
大事なのは、「やってみること」。
そして、やってみて「違うな」と思えば、それも大事な発見。
あと大事なこととして、得意なことがあった、親としてはそれを伸ばしたいが、本人がそうでもないこともあることを自覚すること。うちの子の水泳がまさにそうでした。
まあ、でもプロスポーツ選手になるわけでもないし、やりたいことを楽しくやってくれればいいのかなと思います。
「まずは、たくさんやらせてあげてください。それが、将来の選択肢を広げてくれるから」と。
