「なんでそんなこと知ってるの?」を引き出す習慣。わが家の“子ども新聞”との付き合い方

子育てマインド

こんにちは!
今日は「子どもが新聞を読む」というテーマでお話ししたいと思います。

うちには小学4年生の子どもがいるのですが、家で話しているときにふと驚く瞬間があります。
たとえば、ある日こんなことがありました。

「この間、トンガで火山が噴火したよね。日本にも津波来たんだよ」

いやいや、どこでそんな情報仕入れてるの?と聞くと、返ってきた言葉がこちら。

「新聞で読んだよ」

……新聞?この時代に?テレビじゃなくて?YouTubeじゃなくて?
そう、わが家では、「子ども新聞」を購読しています。


「新聞なんて、読まなくなったよね」という今だからこそ

まず前提として、大人ですら新聞を読まなくなった時代ですよね。

情報はスマホで十分。ニュースもSNSやYouTubeで流れてくる。
新聞なんて古くさいし、正直読みづらい。

でも、だからこそなんです。
「活字で情報を読む」っていう楽しみは、小さいときしか植え付けられません。


わが家に届く「木曜の小さな新聞」

現在、我が家が購読しているのは、読売KODOMO新聞
他にも朝日小学生新聞など色々あるのですが、今のところこれがしっくりきています。

毎週木曜日、ポストに届くB3サイズのカラフルな新聞。
ページ数も10ページ程度で、まるっと読んでも15分か20分。

内容は、社会のニュースだけじゃなくて、

  • 宇宙の話
  • スポーツの記録
  • 歴史の豆知識
  • 雑学や図解のコーナー

なども載っていて、「勉強」とはちょっと違う“知的な遊び”の要素もあります。


トイレに置く。これ、意外と良いです

うちでは、ある日思い立って子ども新聞をトイレに置いてみました
するとどうでしょう。

  • トイレに行ったら読んでる
  • 新聞が面白いので、トイレに行くのも楽しみになる
  • そして、新聞が楽しくて、 なかなか出てこない。。


テレビのニュースじゃ届かない情報が、活字なら残る

もちろん、ニュースはテレビやYouTubeでも流れています。
でも、音声や映像って、受け身だから、あまり印象に残らない

でも、新聞ならわからない単語がそのまま視界に残るんです。
子どもなりに意味を想像して読んだり、「これなに?」と聞いてきたり。

だから、新聞で読んだものの方が、記憶に残っている気がします。


「月500円ちょっと」で思考力と会話力がアップした気がする

子ども新聞の購読料は、月に500〜1000円ほど。
正直、他の習い事と比べたら破格のコスパです。

しかも、単なる知識のインプットだけじゃなくて、

  • 読む力(読解)
  • 自分で考える力(思考)
  • 人に伝える力(アウトプット)

この3つが、じわじわ育っていく感じがあるんです。

ニュースの話題から派生して、

「じゃあ、戦争ってどうして起きるの?」
「再エネって、どこまで進んでるの?」
「AIって人間の仕事を奪うの?」

……と、思わず考え込むようなことを聞いてきたりします。


とはいえ、読まない週もあります。それでOK

もちろん、毎週すみずみまで読むわけではありません。
気分が乗らないときは、手もつけない週だってあります。

でもそれでいいんです。

大事なのは、「読みたいときに、そこにあること」。
スマホの通知のように流れる情報じゃなくて、“自分で取りにいける情報”が身近にあること

それが子ども新聞のいいところです。


というわけで:子ども新聞は、未来の“思考力貯金”かもしれない

毎日が情報であふれている時代だからこそ、
「読む習慣」を持っている子は、それだけで一歩前に出られる気がします。

そしてその習慣は、難しい本や塾のテキストじゃなくて、
木曜に届く、たった10ページのカラフルな新聞からでも始められる。

「なんでそんなこと知ってるの?」

子どもからこのセリフを引き出されたとき、きっと、うれしくなりますよ。

というわけで、「読売KODOMO新聞」も「朝日小学生新聞」も、
我が家では立派な“知育投資”だと思っています。

気になる方は、ぜひ一度試してみてください。
月に500円の“未来への小さな習慣”、おすすめです!

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